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死。

先日、俺の姉の様な人が亡くなった、ここではあえて姉と呼ぼう。


姉はまだまだ全然若かった。

子供2人も20前後でこれからの幸せを見守るのが楽しい時期だ。

俺の寿命持ってってもいいから生きてほしいとさえ思えた。

でもそんな事いってもどうしようもない、それもわかってる。


病院にかけつけた時、久々にあった姉は驚くほどに小さく細くなっていた。

瞳も視点が定まらず呼吸も荒く、でもとても静かで…。

もはや何も見えず、周りに誰がいるかも分かってないんだろう。

俺が手を握って声をかけるとありったけの力でその手を握り返した。

いったいどこにそんな力が残っていたんだろうと思うほどに力強く。

俺の手を突き破るんじゃないかって程に力いっぱい俺の手を握る。


周りにいたみんなも驚いていた、こんなことはなかったのだと言う。

姉は俺が来た事に気がついてくれたのだ。

そして話せない、目をあわすことも出来ない分、全力で俺の手を…

俺はたまらない気持ちになった、なんで…なんで…なんでだっ!

俺みたいなやつが生きてて、姉みたいな人間がこんな目にあうのかと。

俺も何度も強く握り返し、姉も自分の力が続く限り握り返し続けた。

それが俺と姉の数年ぶりにして最後の「会話」だった。


久しぶりに声を出して涙がかれるんじゃないかと思うほどに泣いた。

男なのにってぐらい泣いた。ただただ目から溢れる物が止まらなかった。

誰だって当たり前かもしれないけど大切な人の死というものは悲しすぎる。

何年も会ってないとかそんなんは何の意味も持たなかった。

重要だったのは、ただただ大切で大好きな姉がなくなったという事実。


旦那さんも当たり前に涙が止まらなかった。

最後の挨拶の時なんてもうどうしようもなく。

愛するものがいなくなってしまうどうしようもない辛さを見た気がした。

俺も姉が大好きだったけどそんなレベルじゃない。

義兄の心のなかを考えようとしただけでも頭が割れそうになった。


こうやってタイピングしてる今も思い出して涙があふれてくる。

ここまで書くのに何回キーボードを濡らしたか分からない。

でも俺はここに残しておくんだ。

今俺が泣きながら綴っているという事実をここに書きとめておく。

どうしようもなく情けなく、たまらなく悔しい思いを打ち込んでる行為を。


そして自分が愛している人間は心のそこから大切にしようと思う。

今心から愛している人達、仲間、家族。
これから出会い愛する人達。

全員俺より長く生きてほしい。

誰も不幸になってほしくない。

そのためになら俺は何でもすると決めた。
Tears | 03:03 | comments(0) | -| - |